由来 |
エキウム・ウィルドプレッティの種の名前は、「ウィルドプレッティ」です。「エキウム」は属の名前で、ウィルドプレッティだけを指すわけではありません。
この「ウィルドプレッティ」は、イギリスのキュー王立植物園(The Royal Botanic Gardens, Kew)に初めて贈ったスイス人園芸家・植物学者のヘルマン・ウィードゥプレイツ(Hermann Wildpret, 1834-1908)の名前に由来しています。
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意味 |
属名の「エキウム(echium)」は、古典ギリシャ語で「毒蛇」を意味する「エキス(echis)」を語根にもつ「エキオン(echion)」からのものです。これは、エキウム・ブルガレが毒蛇にかまれたときの治療薬と考えられていたためです。また、別の説に、種子の形が毒蛇似ているからというものもあります。
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別名 |
エキウム・ウィルドプレッティには多くの別名があります。代表的な別名に「宝石の塔(タワー・オブ・ジュエル/ジュエリータワー)」というものがあります。これは、あふれんばかりに噴出した花蜜が太陽光を反射させキラキラ輝いて見えるためです。
他に、「テネリフェの誇り(Pride of Tenerife)」や「レッド・ビューグロース」「ウィルドプレッツ・ビューグロース」といった別名もあります。
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