種子 |
エキウム・ウィルドプレッティの種子は非常に小さく、数ミリ程度の大きさです。発芽率は、環境にもよりますが、50%前後です。種子の大きさによる発芽率の差はほとんどありません。
なお、種子が大きければ発芽後の成長が速い傾向にあります。
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発芽条件 |
種は水はけのよい土(赤玉土、バーミキュライト、ピートモスを等量混合した発芽用土)の深さ約5mmにまきます。
苗土は、陽がよくあたるところにおきます(発芽適温は15〜20℃です。25℃を超えると発芽率が下がります)。
播種後早ければ、約10日から2週間で発芽します。おおむね1か月で発芽しそろいますが、2か月以上遅れて発芽する場合もあります。
一般的に、暑さが和らいだ秋ごろ、霜の恐れがなくなった春ごろに種をまきます。しかし、冬季でも陽のあたる室内や、夏季でも暑さをしのぐことができる日陰なら、発芽させることができます。
播種にあたり、種を水につけたり、削ったり、煙であぶるといった発芽誘導・促進の必要はありません。また、消毒の必要も特にありません。発芽自体は非常に容易です。
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セル・ポット |
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種の数が少ない場合は、ポットにまきます。ひとつのポットに多量の種をまいたりせずに、1,2粒ずつまくようにします。大量の種を発芽させる場合は、セルを用います。
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