ポット上げ |
セルで発芽させた場合、本葉数が2,3枚になったら速やかにポット上げする必要があります。そのまま放っておくと、根がつまり老化が始まります。一方、子葉しか生えていない段階では根が十分成長していないため、ポット上げには尚早です。
育苗ポットは、3,4号のサイズのものが適当です。ポットのサイズが大きければ苗の成長も速く大きくなります。
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鉢上げ・鉢替え |
ロゼットの直径が鉢の直径を上回るようになったら鉢替えを行います。
なお、鉢替えは決して根鉢を崩さないように細心の注意を払って行います。もし根鉢が崩れるなら十中八九枯れてしまうでしょう。
鉢のサイズが苗の成長の限界となります。大きな鉢を使うほど大きくなりまた早く成長します。しかし、鉢が大きすぎると鉢替え時に失敗し枯らすリスクが高くなります。そこで、順調に成長している7,8号程度の苗なら、地植えにするか10号以上の鉢を用いて最後の鉢替えとした方がよいでしょう。
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地植え |
地植えの対象は本葉数80枚以上の開花予定株です。地植えにより最大化させることができます。
地植えは、最高気温が25℃を下回った秋頃に行います。
水はけをよくするため畝を高くし定植します。
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栽培用土 |
水はけをよくするため、マサ土2、日向土1、ピートモス1を混合して用います。
また、緩効性肥料や腐葉土を混ぜ込みます。
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