●苗土 水はけの良い土

●pH 中性〜弱アルカリ性

●灌水 成長段階・乾燥期

●追肥 不要

●管理場所 日当たりが良いところに地植え

●耐霜性 霜除けが望ましい

●耐寒性 -3℃まで

  乾燥気味に

エキウム・カンディカンスは地中海性気候の地域に分布しています。夏季は日差しが強く乾燥し、冬季に一定の降雨がある程度です。日本のような湿潤気候のもとでは積極的に水をやる必要はありません。

なお、育成段階においては大量の水を必要としますが、葉が萎れ気味の時に水をやれば十分です。木質化した成熟段階では、乾燥状態が長期にわたる時にのみ水やりが必要です。

 
  土壌全般について

苗土を乾燥気味に保つため、地植えする場合は畝を高くしたり、赤玉土を使う等水はけをよくする処置を施します。ペーハーは中性か弱アルカリ性が望ましいですが弱酸性の土壌でも育ちます。また、追肥の必要はありませんが、肥料をやるなら成長が促進されます。鉢植えの場合は砂・礫質の土を用います。

 
  日当たりについて

耐陰性は弱く、一日中日陰になるところに置いておくと徐々に弱って枯れてしまいます。直射日光が得られるところに置いて/植えてください。真夏の強い日差しで弱っている時は寒冷紗を施してください。

 
  越冬について

-3度程度までの耐寒性はありますが、耐霜性は低く霜除けが必要です。霜に当たると枯れることがあります。一般的に関東以南なら越冬は難しくありません。