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知る 植生 名前 歴史 特徴 有毒

 

  蜜源植物

エキウム・ウィルドプレッティは、1日あたり1つの花が、およそ5〜15μリットルの花蜜(糖度12〜20brix)を出します。これを目当てにチョウやミツバチ等多くの昆虫が訪花します。


この花蜜をたたえた花が風に揺られると、太陽光を反射させキラキラ輝きます。「宝石の塔(ジュエリータワー)」と呼ばれる所以です。

  ピロリジジンアルカロイド

ムラサキ科植物(エキウム属の植物を含む)は、ピロリジジンアルカロイドという毒素を生合成しています。これは、すべての部分に含まれており、葉だけでなく花粉や種にも含まれています。そのため、エキウム由来のハーブ、種から絞り出した油、花粉団子にも毒素が含まれています。このピロリジジンアルカロイドは肝臓に悪影響を及ぼし、肝臓ガンの原因にもなります。したがって、決して食するべきではありません。また、同毒素には経皮吸収性があり、肌に炎症を引き起こすことがあります。園芸用手袋で手を保護してください。さらに、採蜜を前提とした蜜源植物としての利用は避けてください。


 



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